ものもらいや結膜炎などの眼病のときに、
自分が子供の頃はよくホウ酸を使っていましたが、
現在ではあまり使用されなくなってきました。
逆に目の表面を傷つけてしまうこともあるので、
お医者さんから指示されない限り目を洗う必要はありません。
抗菌剤入りの目薬だけで充分殺菌できますので、
指示された回数(普通は1日3〜6回くらい)きちんとつけるようにしましょう。
また、目の周りの目ヤニをとりたい時は清浄綿が衛生的で便利です。
ホウ酸は化学式H3BO3の物質で、
結膜嚢(けつまくのう)の洗浄・消毒に2%以下の濃度に調製して使用します。
また、目薬の中の防腐剤としても使用されています。
きちんとした濃度で使えば問題ないのですが、
適当にはかって高い濃度で使用すると逆に目を傷めることがあります。
今は炎症を抑える成分やビタミンを配合した洗眼薬が普及しているので、
洗眼薬を使用したほうが安全で効果的です。
また、ホウ酸はゴキブリ駆除用のホウ酸ダンゴにも使われていますが、
間違って食べたりすると毒性が強く、
自家製のホウ酸ダンゴを子供が食べてしまう事故も報告されています。
乳児の場合致死量が2〜3gと言われており、
ホウ酸ダンゴひとつで致死量になってしまうこともあるので、
小さいお子さんのいる家では使わないほうが無難です。
ちなみに、よくホウ酸の隣にホウ砂(ほうしゃ)というものがおいてありますが、
これはホウ酸のナトリウム塩で、ホウ酸と同じように目の消毒に使うこともありますが、
理科の実験のスライム作りに使うことのほうが多いです。
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